2025/04/07 11:21

こんにちは。
突然ですが、みなさんペットは飼われていますか?
田中家にも17歳になる老犬(♀)「はぐちゃん」がいます。
(幸い、長生きでお散歩へも行くし、ご飯も食べるし、おやつも欲しがる。動きはのんびりですが、日々をおだやかに過ごしています)

仕事柄、共に暮らす礼儀作法として、香りについては日々、気をつけています。犬は人間の100万倍、猫は人間の10万倍の嗅覚を持っているといわれているからです。だから、家族として、嗅覚に対する感受性が人間よりも高いことや体に及ぼす影響が人間とは異なることを意識して使用しています。

ペットは、嗅覚を通して得る情報が高く、重要な役割を担うそうです。たとえば、犬や猫はその場にいないどうぶつの情報を嗅覚から取得したり、特異な匂いをフェロモンとして、コミュニケーションを取ったりするそうです。

お客さまからも「猫がいる家でアロマアイテムを使っても大丈夫?」というご相談を受けます。

わたしの答えはYES(はい、大丈夫です。)ですが、使用アイテムや使用方法に注意が必要です。アロマミスト(ファブリックミスト)に関しては、直接吹き掛けたり、大量に吹き掛けなければ問題はありません。(病弱な子は別です。)

これは、猫に限らず犬やほかのペットたちにも同様に言えることなので、参考になれば幸いです。ですが、人間にとってはよい匂いでも動物にとってはストレスになってしまう可能性もあるのでご注意ください。

はぐちゃんは、香りが好きなのか?慣れたのか?自ら近くに来て休んだり、寝たりしています。が、一度失敗もしています。大量のエッセンシャルオイル(精油)を犬の側に1日放置したことがありました。そうしたら、次の日おなかを崩しました。1日おなかをくだしただけですが、アロマ(精油)の威力を思い知りました。人間も1日大量のエッセンシャルオイル(精油)を嗅ぐとグッタリするので、ペットには相当の刺激だったのだと反省し、それ以降はやっていません。

犬以上に猫は、体内に植物を消化する機能がありません。ですから精油(原液)を使うときは注意が必要です。
(猫に変化があったときは、使用をやめましょう。)

なぜ、猫にはエッセンシャルオイル(精油)が危険といわれるのか?

猫の肝臓の代謝機能は、犬や人間と少し異なるからです。
肝臓の重要な働きのひとつに解毒があります。体にとって有害な物質を無害に変化させる働きです。猫は肉食動物のため肝臓には、重要な解毒機能のひとつであるグルクロン酸抱合がありません。そのため、精油(原液)や植物毒性に限らずグルクロン酸抱合で分解される薬(アスピリンなど)は少量でも中毒に陥る可能性があるからです。特に猫に危険なアロマの種類は、フェノール類、ケトン類そしてモノテルピン炭化水素類(特にリモネン、ピネン)を多く含む物が猫に毒性がでやすいといわれています。

<代表的な精油>
・フェノール類|タイム、シナモン、クローブ、オレガノ、バジルなど
・ケトン類|ミント、ローズマリー、セージなど
・リモネン|レモン、オレンジ、ベルガモット、ライムなど
・ピネン|ユーカリなど

参考までに、犬の場合はユーカリ・ティートゥリー、ローズマリーなどの精油は気をつけたいです。

また、ここ数年人気の『アロマディフューザー』ですが、アロマディフューザーから放出される微粒子がペットの呼吸器系に影響を与える可能性もあります。 (人間でも30分以内でリセットすることが推奨されています)なので、ずーっと噴霧されている状態だと、ペットにも人間にも危険なのでご注意ください(正しい使い方でご使用ください)

では、なぜ、アロマミストは大丈夫なのか?

アロマミストの場合、精油(原液)を水やアルコールで薄めているため、精油(原液)よりも香りが柔らかくやさしいです。(逆にアルコールなどの心配が出来て来ますが)そして何よりも噴霧し続けないところが安心です。直接、猫にかける、猫のいるところで使うなどしなければ比較的安心といわれています。心配の時は、猫のいない場所で衣類に吹きかけたり、猫がいない部屋で空気中に吹きかけたりしてお楽しみください。くれぐれも使い過ぎにはご注意ください。


日々ころころと変わるお天気ですが、
ご自愛していきましょう♡


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