2025/04/18 11:49
金曜の夜、オフィスを出たその足で、カフェに立ち寄った。
静かな店内。ノートPCを開き、進行中のプロジェクトに取りかかろうとした――けれど、思考がまるで動かない。
言葉が出てこない。形にならない。
「あれ、もしかして、自分……もう枯れてる?」
そんな不安が、ふいに胸の奥に忍び込んだ。
仕事をしていれば、クリエイティブ職、起業家、管理職、スタイリスト──肩書きにかかわらず、「出したいのに出てこない」瞬間に心当たりがある人は、きっと多いと思う。実際にわたしも経験あるから。今ならば、『ひと呼吸置く』という選択肢が直ぐに出てくるけど、昔はどうしてたか?と考え、振り返ってみました。
週の前半はチームのマネジメント、後半はクライアントとの打ち合わせや資料作成。SNSでは誰かの成功が絶えず流れてくる。「あの人は、また成果を出してる」。そんなタイムラインの向こうで、自分だけが「何も出せていない」ような気がしてくる。
でも、「枯れてきたかも」なんて誰にも言えない。言った瞬間、自分の立ち位置が崩れそうで。
憧れていた、都内オフィスでの仕事。表参道を一歩奥に入ったその場所は、おしゃれな隠れ家カフェやレストラン、出版社やモデルプロダクションのオフィスもあり、一見とても華やかなところで働くプレッシャーもあったような・・・
そんなある金曜、ぐったりと疲れた夜のことを思い出しました。
食事も適当に済ませ、スマホを開く気も起きず、ただソファに沈み込む。
きっと今ならば、SHINCOQのアロマミスト「OPEN TYPE」を無意識に手に取るよな、そんな夜イランイラン、シダーウッド、パチュリ。
深く、静かな香りがふわりと部屋を包む香りを漂わせるだろうなぁ。
空気がやわらかく変わり、呼吸がゆっくりと整う。
数分、ただ香りの中に身を置いていたら、ざわついていた頭の中が静かになっていくのを感じられるから。そうすると、
そのとき、ふと気がつくと思うんです。
「出そう、出そう」とずっと前のめりになっていたけれど、そもそも“止まる時間”が足りていなかったのかもしれない。とね。
昔のじぶんに教えてあげたいと、つくづく思います。(それが出来ないから、同じ体験をしている人たちに伝えたいです)
香りは、癒し以上の役割を持っている。
それは、「いま、ここ」に戻ってくるための静かなスイッチ。
自分の内側と再接続するための、ささやかな手段だって。
今は、、金曜の夜以外でも“何もしない時間”を意図的につくれるようになりました。予定は詰めこまず、仕事も、情報収集も、アウトプットもしない。ただただ、今したい!と思うことに夢中になる!!
お気に入りの香りをひと吹きして、照明を少し落とす。
本を数ページ読むだけでもいいし、夜風を感じに外へ出てもいい。
とにかく、創造性のための余白、「自分のための余白」を守るようにしています。
SHINCOQのOPEN TYPEのような、温かく深い香りは、“安心して緩む”感覚をそっと連れてきてくれる。頭で考えるのではなく、感性が静かに動きはじめるような、そんな時間。
気分を上げるのではなく、「気づいたら、ちょっと戻ってこれていた」。
そんな香りの力に、助けられている。
そういえば、数年前、東京駅地下のイベントスペースに週末、出店していた時の接客秘話ですが、お仕事帰りの女性が、香りを試してくださりOPEN TYPEに反応されました。聞けば、街の雑音すら拒否するくらい心も体も疲れていたとか。「この香りを嗅いだら少し気分が軽くなった」と言って、購入してくださいました。その時、いま、この人にこの香りが必要だったんだ!これが、この人のマオインドフルネスだと感じたエピソードです。
話は戻って、
このリフレッシュ習慣を始めてから、少しずつ変化が現れはじめた。
週明け、ふとした瞬間に湧いてくるアイデアが、以前より軽やかになっています。
いまは「ひねり出す」より、「自然に浮かび上がってくる」。
インプットもアウトプットも、余白の上にしか乗らないのだと実感しています。
だからこそ、金曜の夜は“がんばらない”。
誰かと比べない。「何も生まれない時間」を、意図的につくる。
そうやって次の創造性を育てるなら、これ以上ない理にかなった“怠け方”なのかもしれない。
忙しい日々のなかで、つい忘れてしまいがちな「止まる勇気」。
それを思い出させてくれるのが、香りだった。
金曜の夜こそ、自分に静かに還る夜に。
香りを味方に、次のアイデアが自然と芽吹く土壌を耕す時間に。
焦らなくていい。
金曜の夜は、何もしないことで、“次”を育てる時間なのだから。
何もしない時間の価値を贅沢に味わう。
もちろん、”金曜日の夜”でなくてもいい、あなたの”金曜日の夜”(クリエイティブリセット)を全力で応援します!
何気ない日常の中で、そっと寄り添ってくれるSHINCOQ。 自分を取り戻す香り、
「香りって、もっと気軽でいい。」 そんなセルフケアの第一歩、香りのある暮らしを金曜日からはじめてみませんか?
ご自愛して行きましょう!