2025/07/31 19:42
モロッコに学ぶ、“お茶の余白”というセルフケア
お疲れ様です。連日の暑さ、津波報道、月末など気持ちがザワザワしているのはわたしだけですかね?!今日、ちゃんと「休憩」しましたか?ご自愛ください。忙しいときほど、わたしたちは“効率的に休もう”としてしまいます。目を閉じるだけ、カフェインだけ、SNSで気分転換…。でもそれでは、心の緊張はなかなかほどけません。今日は、モロッコのミントティーの文化から、“あたためて、ゆるめて、ととのえる”休憩のあり方を、一緒に見つめてみましょう。わたしモロッコのミントティーについて、雑誌で読んだり、話を聞いたりしたことはありますが、セルフケア目線から考えたことがなくて、だからワクワクしています。
◾️暑い国にこそ、「あたたかいお茶」の知恵
モロッコは、北アフリカに位置する乾いた大地。夏は40度を超える暑さの日も珍しくありません。なのに、多くの人があたたかいミントティーを飲むとのこと。暑いのに、熱い飲み物? と思うかもしれません。でもそれには、ちゃんと理由があります。ミントティーは、体を中からゆるめ、熱のこもりを和らげてくれる働きがあるんです。さらに、カフェインと砂糖で気分を上げながら、ミントの清涼感が心と身体をすーっと静めてくれる。これは、飲むアロマセラピーと言ってもいいかもしれません。
◾️“誰かのためにいれるお茶”が、自分も癒す
モロッコのミントティーは、ただ飲むだけではありません。おもてなしの象徴であり、コミュニケーションの儀式でもあるのです。金属のポットから、高い位置から注がれる緑色の液体。グラスの中にミントの葉がゆらゆらと浮かび、甘くて、すこし涼しい香りがふわっと漂います。注ぐ音、揺れる葉、漂う香り。そのすべてが、「今、この時間にくつろいでいいよ」という合図になるのです。誰かのために丁寧にお茶をいれる。それは、自分にも「休んでいいよ」と言う時間なのかもしれません。
◾️休むことは、“止まる”のではなく“ゆるまる”こと
日本では、「ちゃんと休むこと」がむずかしい人が多いと感じます。わたしもいまだに苦手です。特に独立してからはさらに難しくなりました。なにかしていないと、不安。止まってしまうと、取り残されそう。でも、モロッコのお茶の時間は、そうした不安をふわっと溶かしてくれます。ポイントは、“止まる”のではなく、“ゆるまる”こと。心や呼吸が、少しずつ深くなっていく時間。ミントティーを飲みながら過ごす、10分、15分。それだけで、頭のなかのスピードが、ふっと緩やかになるんです。
◾️香りでつくる「ミントティーのような空気」
モロッコでは、スペアミントの香りが生活のあちこちに存在しているとか。市場の香草売り場、お茶の時間、涼しい午後の風のなか。その香りは、ただ涼しいだけではありません。甘さ、やさしさ、解放感。気持ちがとろけていくような感覚を、そっと運んでくれる。あなたの暮らしの中にも、そんな“ミントティーのような空気”をつくってみませんか?
・スペアミントのアロマをデフューズする
・甘くて涼しい香りのミストをひと吹き
・ミントとレモンを浮かべた白湯をのむ
香りが、1日の中に「やすんでいいよ」の合図をくれるかもしれません。
今日のセルフケア・ヒント ✦
「あたたかいものを、香りとともに、ゆっくり味わう」たとえば、夜のミルクティーにミントの葉をひとつ浮かべて。
香りを吸いこむように深呼吸してから、ひとくち。それだけで、忙しい時間の流れに、“余白”がうまれます。「もうひとがんばり」じゃなくて、「ちょっと手をゆるめよう」が言えるようになる。それも、セルフケアの大切な力です。わたしも怪奇ながら『試した』と強く思いました!!
明日は、韓国のチムジルバン文化と“肌をいたわる日”をご紹介します。汗とともにストレスも流す、“自律神経リセット”のケア習慣をお楽しみに。
何気ない日常の中で、そっと寄り添ってくれるSHINCOQ。
「香りって、もっと気軽でいい。」そんなセルフケアの第一歩を、今日からはじめてみませんか?
ご自愛して行きましょう!
「深呼吸するだけで、すこし楽になる。」
「深呼吸するたび、整う。」
「毎日に、ちいさな 'ととのう' を。」
「アロマって、もっと気軽でいい。」
SHINCOQは、香りと深呼吸の力で毎日をすこやかにする、毎日の暮らしの中で、ふっとひと息つけるセルフケアを届ける、ただ 'いい香り' で気分を切り替える習慣を提案する、セルフケア初心者でも楽しく取り組めるアロマブランドです。
日々をすこやかに☺︎