2025/09/19 19:45
お疲れ様です。夕暮れが少しずつ早まる秋。窓から差し込む光がやわらかに沈んでいく時間、その空気にはほんのりスパイスや木の香りがよく似合います。深みを感じつつもやさしく香るブレンドは、香水初心者にも試しやすい秋のおすすめです。
秋の夕暮れは、日が短くなり気持ちの切り替えが必要になる時間。そんなときに寄り添ってくれるのは、強い香りではなく、やさしいスパイスとウッドの世界です。シナモンリーフの温もり、シダーウッドの静けさ、ベルガモットの軽やかさ。それぞれの香りを少しずつ重ねて、自分の暮らしに添えてみてください。
◾️夕暮れがもたらす「気分の切り替え」
秋になると「日が短くなったな」と感じる瞬間が増えます。仕事帰りや家事の合間にふと窓の外を見ると、もう夕暮れ。夏より早く夜がやってきて、気持ちの切り替えが追いつかない…そんな感覚を覚える方も多いのではないでしょうか。この「夕方の空白の時間」こそ、香りの出番です。強く主張する香水ではなく、そっと寄り添うスパイスやウッドの香りは、心に余白をつくり、日中の緊張をほどく手助けをしてくれます。
◾️強い香りではなく「やさしい深み」を
「スパイス」と聞くと刺激的でクセが強いイメージを持たれるかもしれません。けれど香水初心者や敏感な方でも安心できるのは、“ほんのり”香るやさしいスパイスです。たとえばシナモンリーフ。シナモンスティックのような甘さの奥に、少しウッディな落ち着きがあり、やさしい深みを演出してくれます。強烈な主張はなく、ほんの少量を取り入れるだけで空気に温もりが加わります。そこにシダーウッドを添えると、木の静けさが重なります。森の中で深呼吸するような落ち着きが加わり、秋の夕暮れにしっくりとなじむ香りになります。そして全体を重くしすぎないために、ベルガモットの明るさをプラス。シトラスの軽やかさがブレンドをやわらげ、初心者にも取り入れやすい仕上がりになります。
◾️一日のリズムに合わせた香りの使い方
香りは「身につける」だけではなく、生活のシーンに寄り添うもの。特に秋は朝・昼・夜で気分の変化が大きいからこそ、時間帯に合わせた香りの取り入れ方が心地よさを高めてくれます。
- 朝
まだ少し眠気が残る時間には、ベルガモットの軽やかな香りを。明るさと爽やかさが気分を軽くして、静かにスタートを後押ししてくれます。 - 昼
仕事や家事の合間に深呼吸したいときは、シダーウッドをほんの少し。落ち着きを与え、気持ちをリセットするスイッチになります。 - 夜
夕食の準備前や、一息つく夕暮れ時には、シナモンリーフを加えたブレンドを。やさしいスパイスの温もりが空間を満たし、日中の緊張をほどきながら夜の時間へと気分をゆるやかにシフトしてくれます。
◾️「効能」より「余白」としての香り
現代の私たちはつい「香りは何に効くのか」を気にしてしまいます。わかります。けれど香道の考え方では、香りは効能のために嗅ぐのではなく「聴く」もの。つまり、香りを通じて自分の今の気持ちに耳を澄ませることが大切だとされています。わたしは、選んだ後に情報をとして参考にしています。夕暮れの時間に香りを添えるのも、その一つの方法です。「今日は少し疲れているな」と感じる日にはウッドを多めに。「気分を切り替えたい」と思う日にはシトラスを意識して。その日の心と体に合わせて、香りのバランスを聴くように調整してみましょう。
◾️初心者が楽しむためのポイント
香水初心者や敏感な方にとって大切なのは、量を控えめにすること。スパイスやウッドの香りは深みがある分、ほんの数滴、または一吹きで十分です。強くつけすぎるよりも、ふっと感じる程度が「ちょうどいい」。また「身につける」よりも「暮らしに添える」方法もおすすめです。枕元に一吹きして眠りの合図にしたり、玄関でそっと迎えてくれる香りにしたり。生活空間に取り入れることで、香りが“自分だけの時間”をつくり出してくれます。夕暮れのひとときに寄り添う香りが、あなたの毎日をやさしく支えてくれますように。
何気ない日常の中で、そっと寄り添うSHINCOQ。
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