2025/10/20 19:45
お疲れ様です。忙しさの中で、「香り=効くもの」と考えてしまう。私たちはつい、香りを“目的達成のツール”のように扱いがちです。「リラックスできる香り」「集中できる香り」「眠れる香り」SNSでも雑誌でも、そうした“効能別アロマ”の特集があふれています。もちろん、それ自体が悪いわけではありません。けれど、心が本当に疲れているときほど、その「効かせよう」とする思考が、かえって自分を追い詰めてしまうことがあります。
◾️「整えなきゃ」と思うとき、心は少し緊張している
感情を日々使う仕事をしている人ほど、オンとオフの切り替えがうまくできないまま一日が終わる。誰かを支え、共感し、気づかう。そんな役割を担う人たちは、無意識のうちに“自分の心”を後回しにしています。「疲れを癒す香りが欲しい」「リラックスしたいのに、うまく休めない」そう感じて香りを選んでも、どこか焦りが混じる。“癒されるために頑張る”ような感覚。でも本来、香りは“頑張って整えるためのもの”ではなく、“今ここにいる自分を思い出すためのもの”なのかもしれません。
◾️香りは「結果」ではなく、「きっかけ」
香りは、スイッチではなく、合図。「はい、リラックス!」と指示するものではなく、「ちょっと立ち止まってもいいよ」と囁くように、私たちに余白をくれる存在です。たとえば、朝の通勤途中。マスク越しにふと香るラベンダーの柔らかさや、夕方の帰り道で漂う金木犀の匂い。その瞬間、ほんの一秒でも、心が“今ここ”に戻る。香りがもたらすのは「効能」よりも、そうした“感覚のスイッチ”なのだと思います。
◾️「感じる時間」が、心のリセットになる
忙しい日々の中では、“感じる”という行為そのものを忘れがちです。頭で考え、効率を追い、常に何かを“こなす”ことでいっぱいになる。でも、香りはその流れを一度止めてくれる。ペパーミントの清涼感で深呼吸をしたり、フランキンセンスの静けさに包まれながら、ただ「いい香りだな」と思う。その瞬間、脳が“休息モード”に切り替わります。これは科学的なリラックス効果でもありますが、それ以上に、“心を感じる習慣”として大切です。
◾️香りを“効かせよう”としない日をつくる
ときには、何も目的を持たずに香りを使ってみる日を。「癒されたい」「集中したい」ではなく、ただ、香りを“感じる時間”を持つ。お湯を沸かす間にアロマミストをひと吹き。寝る前に、枕元に残る香りを楽しむ。忙しい朝には、肌に馴染む軽やかな香水をほんの一滴。そうして、“香りが効かなくてもいい日”を許すことが、心に余白を戻してくれます。
◾️効かせようとしない香りは、いちばんやさしく届く
香りは、強くしようとした瞬間に遠ざかります。それはまるで、人の優しさと同じ。「効いてほしい」と思うより、「ただ寄り添ってくれたらいい」と思うと、香りは自然にあなたの中に溶け込みます。だからこそ、“効能”よりも“余白”を感じられる香りを選んでみてください。
・ベルガモットの軽やかさ
・ホーウッドのやわらかなウッディノート
・ローズゼラニウムの温かみ
・フランキンセンスの静かな深み
どれも「効かせる香り」ではなく、「寄り添う香り」です。
香りを“効かせよう”としない日ほど、香りはそっと、あなたを包みます。それは、結果を求める日々の中で見落としがちな、“感じる力”を取り戻す小さな習慣。今日の帰り道、ふと風に乗る香りに気づいたら、それがもう、あなたの心をやさしくリセットしている証拠です。
\今日のセルフケア習慣/
◾️おすすめのアイテム
何気ない日常の中で、そっと寄り添うSHINCOQ。
「香りって、もっと気軽でいい。」そんなセルフケアの第一歩を、今日からはじめてみませんか?
ご自愛して行きましょう!
「深呼吸するだけで、すこし楽になる。」
「深呼吸するたび、整う。」
「毎日に、ちいさな 'ととのう' を。」
「アロマって、もっと気軽でいい。」
SHINCOQは、香りと深呼吸の力で毎日をすこやかにする、毎日の暮らしの中で、ふっとひと息つけるセルフケアを届ける、ただ 'いい香り' で気分を切り替える習慣を提案する、セルフケア初心者でも楽しく取り組めるアロマブランドです。
日々をすこやかに☺︎