2025/12/30 19:45

この時期も、日常が続いている人へ。年末年始も日常が続くと、気づかないうちに体が固まり、肩や腰だけでなく、足元や呼吸まで浅くなっていることも。今日は、シダーウッドとパチュリの香りとともに、抜けない緊張をゆるめるための小さなケアをお届けします。
年末年始の空気がゆるむ一方で、いつも通りの日常を続けていると、体のどこかに静かな緊張が積み重なっていきます。 特にこの時期は、気づかないうちに肩や腰、足元に力が入り続け、体が「守りの姿勢」のまま固まってしまいがちです。抜けない緊張。 足元がふわつくような落ち着かなさ。 理由ははっきりしないのに、なんとなく体が地面に馴染まない感覚。それはきっと、“日常を続けている証”のようなものです。周囲が休んでいる時期に動き続けると、体は無意識にブレーキとアクセルを同時に踏むような状態になり、こわばりが表に出やすくなります。
◾️体が固まるのは、心が頑張っているサイン
忙しさが続くと、人は呼吸が浅くなり、背中や腰に力を入れたまま過ごしてしまいます。 「もう少し頑張らなきゃ」という気持ちが働くほど、体は前のめりになり、足元の感覚が薄くなっていきます。でも、それは悪いことではありません。 むしろ、あなたが日常を丁寧に支えている証拠です。ただ、固まった体をそのまま使い続けると、夕方にどっと疲れが押し寄せたり、気持ちが落ち着かなくなったりしやすくなります。 だからこそ、ほんの数十秒でも「体をゆるめる時間」をつくることが大切です。
◾️寄り添う香り:シダーウッドとパチュリ
今回の寄り添う香りは、シダーウッドとパチュリ。 どちらも“足元”や“軸”を思い出させてくれる香りです。
シダーウッド
- 背骨をすっと通すような、静かな安心感をわたしは感じます。
- 揺らぎやすい時期に、心の軸をそっと支えてくれるような存在のイメージがあります。
パチュリ
- 地面に戻るような、低く深い落ち着きをわたしは感じます。
- 疲労が沈殿していくのを受け止め、足元を安定させるような香りのイメージです。
だからこの2つが重なると、呼吸が自然と深くなり、体の内側にスペースが生まれるようにわたしは感じます。 強く気持ちを切り替えるのではなく、「今のままで大丈夫」と静かに伝えてくれる気がするのです。
◾️ケアシーン:仕事前や家事の合間に
体のこわばりは、忙しい時間帯ほど気づきにくいものです。 だからこそ、仕事を始める前や、家事の合間のほんの数十秒が効果的です。香りをひと吹きして、足元や腰回りに意識を向けながら深呼吸をしてみてください。
1. 足裏が床に触れている感覚を確かめる
2. 息を吸うときは、背中がふわっと広がるイメージ
3. 吐く息で、腰の力が少し抜けていくのを感じる
たったこれだけでも、体の緊張はゆるみ始めます。 香りがそばにあることで、呼吸のリズムが整いやすくなり、足元が静かに落ち着いていきます。
◾️「落ち着かない足元」は、体からのメッセージ
年末年始の慌ただしさの中で、足元がふわつくような感覚が出るのは自然なことです。 体はあなたを守るために、ずっと緊張を抱えてくれているのです。その緊張を否定する必要はありません。 ただ、少しだけゆるめてあげる。 その積み重ねが、日常を無理なく続ける力になります。香りは、体の声に気づくための小さなきっかけ。 深呼吸は、こわばりをほどくための静かなスイッチと思って。今日の数十秒が、あなたの体にとっての「余白」になりますように。
◾️明日へ向けて
今日は、体のこわばりにそっと寄り添う時間でした。 明日もまた、年末年始を無理なく越えるための小さなケアをお届けします。
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