お疲れ様です。あっという間に金曜日の夜。一週間が終わったはずなのに、なぜか気持ちが休まらない。仕事の予定、週末の約束、ホリデーの準備…。「今日はもう何もしなくていい」と頭ではわかっていても、心はまだ“オン”のまま、どこか緊張をほどけずにいると感じている方も多いのかなと。12月第3週の金曜日は、特にこの感覚が強くなりやすい日ような気がしています。年末に向かって予定が詰まり、仕事とプライベートの境界線が曖昧になっていく時期です。今日は、そんな切り替えができない夜のためのセルフケアを、香りの視点からご紹介します。

◾️金曜日に起こりやすい心と体の状態

金曜の夜は、本来なら「解放」の時間。でも実際には、

• 今日の仕事の余韻が頭から離れない
• 明日の予定を考えてしまい、完全に休めない
• 何もしていないのに、ずっと気が張っている
• スマホを見続けてしまい、時間だけが過ぎる

そんな状態に陥りがちです。これは、オンからオフへの切り替えがうまくいっていないサイン。特に感情労働やケアの仕事に関わる人ほど、「役割」を脱ぐタイミングを見失いやすくなります。金曜日のセルフケアで大切なのは、無理にリラックスしようとすることではありません。必要なのは、切り替えの合図です。

◾️今日のセルフケアテーマは「仕事の自分を、そっと置いてくる」

頑張った自分を否定しない。でも、家の中まで連れてこない。そのために使うのが、ベルガモット × シダーウッドの香りです。

【香りの方向性】

ベルガモット × シダーウッド

・ベルガモット
　張りつめた神経をゆるめ、気持ちに余白をつくる柑橘かなと。前向きにしすぎず、「まあいいか」と力を抜かせてくれるイメージがわたしにはあります。

・シダーウッド
　地に足を戻すような、静かなウッディかなと。わたしは、考えすぎて頭に集まった意識を、身体へと戻したいと思った時に選んだりすることが多いです。

この組み合わせは、「頑張ったままの自分」を否定せず、自然にオフへと導いてくれるブレンドだと思っています。

【ケアシーン】

仕事用バッグを置いたあと、空間に1〜2プッシュ。帰宅したら、まず仕事用バッグを置きます。それは、今日の役割を終える小さな合図。そのタイミングで、部屋の空間にふわっと香りを広げてください。ポイントは、

• 身体に直接つけない
• 深呼吸しようとしなくていい
• 香りを「感じよう」としすぎない

ただ空気が変わるのを、ぼんやり感じるだけで十分です。香りがあることで、家の空間が「仕事の続き」ではなくなります。

◾️切り替えができない夜ほど、やってしまいがちなこと

金曜の夜は、

• 何かしなきゃ、とダラダラ予定を立てる
• 疲れているのにスマホを見続ける
• 「ちゃんと休めていない自分」を責める

そんな悪循環に入りがちです。でも、切り替えは努力では起きません。合図があるかどうか、それだけ。香りは、その合図を言葉を使わずに伝えてくれる存在です。

◾️今日のセルフケアメッセージ

もう十分に役割を果た自分へ。この夜に必要なのは、「もっと頑張る」でも「ちゃんと休む」でもなく、ただ、切り替えること。香りと一緒に、仕事の自分を玄関に置いて、今夜の時間へ戻ってきてください。

◾️明日への余韻

明日は土曜日。にぎやかな予定の合間でも、自分の感覚に戻るためのセルフケアを。

 ＼今日のセルフケア習慣／

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