2026/03/07 19:45

強く香るものは少し苦手。
でも、ほんのり香るくらいなら心地いいと思います。


香水は、少し苦手でした。

強く香るものをつけると、どこか落ち着かなくて。
でも、ほんのりと香るものなら心地いいと思った日がありました。


香水が苦手という人は、
実は少なくないのかもしれないと接客をしていると感じます。


わたしも香りそのものが嫌いだったわけではなくて、

ただ、強く主張するものが鼻腔が疲れてしまったり、頭痛がしたり。

人と接する仕事をしていると、
一日のなかでいろいろな気持ちに触れることがあります。
誰かの言葉を受け止めたり、
場の空気をやわらかくしたり。

そういう時間が続くと、
ふと、自分の呼吸が浅くなっていることに気づくことがあります。

そんなとき、
強い香りで気分を変えるというよりも、
ただ少しだけ深呼吸がしやすくなるようなものがあったらいいな、
と思うようになりました。

たとえば、
家に帰ってきてドアを閉めたあと。

今日一日の出来事が、まだ少しだけ体に残っているような時間。

窓を少し開けて、空気を入れ替えるように、
香りもほんの少しだけ。

空気の中にまぎれてしまうくらい、
静かな香りです。

つけているというより、
その場の空気が少し整うような感覚です。

私がよく使っているのが、
LIFE TYPEの香りです。

香水のように強く残るというより、
空間の中でそっと広がるような香り。

つけていることを忘れてしまうくらいの軽さで、
でも、深呼吸をしたときにふわっと感じる。

そんな距離感です。

朝の支度の前にひと吹きすることもあれば、
仕事から帰ってきたあとに使うこともあります。

何かを切り替えるためというより、
一日の流れの中で、
少しだけ“間”をつくるような感覚に近いかもしれません。

香りは、強くなくていい。

ふわっと気づくくらい。
自分の呼吸が少し深くなるくらい。

それくらいの距離が、
日常の中ではちょうどいいと感じるようになりました。

香水が少し苦手な人や、
香りにまだ慣れていない人にとっても、
ほんのりと香るくらいのやさしさなら、
きっと心地よく感じられることがあります。

香りは、
誰かに気づかれるためのものだけではなくて、
自分が静かに整うためのものでもあるのかもしれません。


強く香らない香りという選択も、
日々の暮らしの中には、きっとあります。

ほんの少し、呼吸が深くなるような距離で。


*今回登場した香り
LIFE TYPE(静かに整えるような香り)