2026/03/28 19:45

「ちゃんと整った日」よりも、「少し崩れた日」にこそ思い出したいことがあります。
今週は、いくつかの“少し崩れた瞬間”について書いてきました。
頭の中だけが静かにならない夜のこと。
やりたいことがあるはずなのに、何もしたくない休日のこと。
思い通りにいかなかった日の帰り道のこと。
どれも、整えようとしてもうまくいかないような、
そんな時間だった気がします。
早く眠ろうとしても眠れなかったり、
気持ちを切り替えようとしてもうまくいかなかったり。
整えようとするほど、
少しだけ力が入ってしまうこともありました。
でも、今週あらためて思いました。
整えようとしなくても、
ほんの少しだけ戻れる瞬間がある、ということを。
何かを変えようとしなくても、
ただ呼吸をひとつ、ゆっくりとするだけで。
部屋の空気に、静かな香りをひとつ重ねるだけで。
それまでの時間と、これからの時間のあいだに、
わずかな余白が生まれることがあります。
その余白があるだけで、
すべてを整えなくても、少しだけやわらぐ。
深呼吸する暮らしは、
特別な日のためのものではなくて、
うまくいかなかった日の中や、
何もしたくない時間の中に、
静かに置いておけるものなのかもしれません。
整えようとしなかった一週間の中で、
そんな感覚を、すこしだけ見つけた気がしています。
それを思い出せるだけで、
きっと十分なのだと思います。
