2026/06/11 19:45

今週は、「なんとなく重たい」という感覚について考えています。気分の問題だと思っていたけれど、実は季節とともに変わる空気が影響しているのかもしれない。昨日はそんなお話を書きました。そう考えるようになってから、「重たくなる前に少し準備する」ことを大切にするようになりました。
梅雨本番を迎える前の今は、まさにそんな時期。だからといって、大掛かりなことをする必要はなく、特別な知識も、完璧な習慣も必要なく、ほんの少し、暮らしの空気を整えるだけで十分なんじゃないかな。と。
たとえば、朝に窓を開けること。天気が良い日だけでなく、曇りの日でも少しだけ窓を開けてみる。なんなら、雨を降っていても5cmくらい開けてみる。外の空気が入るだけで、部屋の空気がゆるやかに動き始め、こもっていた空気が流れると、不思議と呼吸もしやすくなる気がします。
たとえば、布を洗うこと。クッションカバーやタオル、シーツなど、肌に触れるものをひとつ洗うだけでも気分は変わります。乾いた布の心地よさは、思っている以上に空間の印象を変えてくれます。洗いたてのタオルを手にした時の軽やかな感覚は、季節の切り替わりにもよく似ているな。と。
たとえば、部屋の香りを見直してみること。春から初夏へ向かうこの時期は、香りの感じ方も少し変わります。以前は心地よかった香りが少し重たく感じたり、逆に今まで選ばなかった香りが心地よく感じたり。季節が変われば、求める空気も変わります。だから香りも、その時の自分に合わせて選び直してみる。それだけでも空間の印象はずいぶん変わります。どれも小さなことです。でも、小さなことだからこそ続けられる。
「整える」という言葉を聞くと、以前は少し身構えていました。ちゃんとしなきゃ。きれいにしなきゃ。規則正しくしなきゃ。そんなイメージがあったから。でも今は、整えることはもっとやさしいものだと思っています。窓を開ける。布を洗う。好きな香りをひと吹きする。それだけでも十分。暮らしの中に少しだけ風通しをつくること。それも立派な「整える」なのかな。と。
そして梅雨本番の前だからこそ、大きく変えようとしなくていい。むしろ、ほんの少しだけ。呼吸しやすくなるための準備をしておく。そんな小さな積み重ねが、これからの季節を心地よく過ごす助けになってくれるのかも。
SHINCOQ
暮らしに、深呼吸を
