2026/06/17 19:45

「ああ、今日はなんだか心地よかったな」そんな日を振り返ると、何が良かったのだろうと考えます。天気が良かったから。仕事が順調だったから。もちろん、それもある。ですが最近、わたしは別のことに気づきました。


心地よい日には、いつも少しだけ“余裕”が残っていることを。時間の余裕。気持ちの余裕。呼吸の余裕。ほんの少しでいい。予定と予定の間に数分の空白があったり。急がずにお茶を飲む時間があったり。窓の外を眺める余裕があったり。そんな小さな余白があるだけで、一日の感じ方が大きく変わることがあります。反対に、何か特別な予定がなくても、常に急いでいるような感覚の日もあります。次は何をしよう。早く終わらせなければ。もっと効率よく動かなければ。そんな思考で頭がいっぱいになると、心は少しずつ窮屈になっていきます。実際には同じ一日なのに、なぜか疲れてしまう。そんな経験はないでしょうか。


以前、「余白とは、“何もない”ことではなく、“呼吸できること”」という話を書きました。今でも、その考えは変わらず。余白というと、たくさんの自由時間が必要なように感じます。ですが本当はそうではなくて、呼吸が浅くならない程度のゆとりがあればいい。一日の中に少しだけ余裕が残っている状態。それが、心地よさにつながっているように。自分のリズムも同じかもしれません。予定を詰め込めば充実するわけではなく、効率よく動けば満たされるわけでもない。自分に合った速度で過ごしながら、少しだけ余裕を残しておく。その“少しだけ”が大切なのだと。


梅雨の時期は特に、気候の影響で知らないうちにエネルギーを使っています。だからこそ、いつも以上に余白が必要。頑張るための余白ではなく、自分を心地よく保つための余白。今日の予定を眺めながら、「少しだけ余裕を残せるだろうか」と考えてみる。好きな香りをひと吹きして、深呼吸する時間をつくってみる。そんな小さな余白が、自分のリズムを取り戻す助けになるかも。心地よい日は、何か特別なことが起きた日ではなく、ほんの少しだけ余裕が残っていた日。そして、その余裕の中で、自分らしく呼吸ができた日なのかも。


SHINCOQ

暮らしに、深呼吸を