2026/06/19 19:45

梅雨の時期になると、何となく調子が出ない日があります。朝から体が重かったり。気持ちが晴れなかったり。いつもなら気にならないことに疲れてしまったり。そんな日は、「自分が弱くなったのかな」と思ってしまうこともあります。けれど実際は、そうではないことも。以前のブログでも書いたように、私たちは思っている以上に季節の影響を受けながら暮らしています。
気温。
湿度。
気圧。
日照時間。
空気の重さ。
自然は少しずつ変化しています。そして私たちの心や体も、その変化を静かに受け取っています。だから、梅雨に疲れやすくなるのは不思議なことではなくて。大切なのは、「季節の影響を受けないこと」ではなく、「季節に飲み込まれないこと」なのだと。そのために必要なのが、自分のリズム。
たとえば海を想像してみてください。波は毎日変わります。穏やかな日もあれば、風が強い日もある。私たちは波を止めることはできません。けれど、自分の足元がしっかりしていれば、波にさらわれることはありません。季節も同じです。雨の日をなくすことはできない。湿度を下げることもできない。気圧の変化を止めることもできない。だからこそ、自分の中に戻ってこられる場所を持つことが大切なのでは。
朝、窓を開ける。好きなお茶を飲む。深呼吸をする。香りをひと吹きする。そんな小さな習慣は、季節を変えるためのものではなく。「私はここにいる」と、自分のリズムを思い出すためのもの。気候や環境に左右されない人になる必要もなく。むしろ自然に影響を受けるのは、ごく自然なこと。ただ、そのたびに戻ってこられるリズムがあれば、揺らいでも大丈夫。少し疲れた日も。気持ちが沈む日も。焦ってしまう日も。また自分らしいペースへ戻ることができます。整った暮らしとは、毎日同じ状態でいることではなく。揺らぎながらも、自分のリズムへ戻ってこられること。それが、季節と心地よく付き合うための力なのだと思います。
梅雨の空はまだ続きます。けれど空が曇っていても、自分のリズムまで見失う必要はありません。今日も小さな深呼吸とともに、自分のペースを思い出してみませんか。
SHINCOQ
暮らしに、深呼吸を
