2026/06/25 19:45
気がつくと、いつも答えを探しています。これで合っているのだろうか。次は何をしたらいいのだろうか。本当はどうしたいのだろうか。分からないことがあると、不安になる。だから早く答えを見つけたくなる。それはとても自然なことだと思うけれど、自分の声を聞こうとするときだけは、少し違うのかもしれない。
本当に大切なことほど、すぐには答えにならないから。わたしは以前、「自分らしさ」を見つけようとしていた時期がありました。何が好きなのか。どんな暮らしがしたいのか。どんな働き方が向いているのか。答えを見つければ安心できる気がしていました。でも実際には、考えれば考えるほど分からなくなって。そんな時に気づいたことがあります。それは、無理に答えを出そうとするよりも、問いを持ったまま過ごした方が見えてくるものがあるということ。
「私は何を心地よいと感じるだろう」「今、本当は何を求めているだろう」「これからの半年を、どんな気持ちで過ごしたいだろう」そんな問いを持ちながら日々を過ごしていると、不思議と少しずつ輪郭が見えてきます。
ある日、好きな香りと出会う。
ある日、長くいたくなる場所を見つける。
ある日、なぜか気になる言葉に出会う。
答えは頭の中で見つかるのではなく、日々の感覚の中から少しずつ浮かび上がってくるのかも。だから、自分の声を聞こうとしている時に焦る必要はなく。答えが出ないことは、前に進んでいないことでもない。むしろ、自分と向き合っているからこそ、簡単に答えを出せなくなっている場合もある。
新しい目標を立てたり、何かを決めたりしたくなるかもしれない。けれど、今はまだ答えを出さなくてもいい。
まずは問いを持つこと。そして、その問いと一緒に日々を過ごしてみること。つい、「分かること」に価値を置いてしうけれど、本当に大切なことは、「まだ分からない」を大切にできた時に見えてくるものかもしれない。
今日すぐに答えを出そうとしなくて大丈夫。今のじぶんに必要なのは、結論ではなく問いなのかもしれません。その問いを静かに抱えながら過ごした先で、ある日ふと、自分の声が聞こえてくることもあります。そんなことを思ったりする今日この頃です。すこやかな日々をお過ごしください。
SHINCOQ
暮らしに、深呼吸を
