2026/06/26 19:45

「余白」と聞くと、何もしない時間をつい思い浮かべます。予定のない休日。ゆっくり過ごす午後。ぼんやりと景色を眺める時間。もちろん、それも大切な余白。でも最近のわたしが思う余白は、それだけではなく。余白とは、自分の感覚が戻ってくるための「すき間」のようなものもそうなのかな。と。それは一日の中で、ほんの少し立ち止まる時間。深呼吸をする時間。香りをゆっくり吸い込む時間。


たとえば「私は今、どう感じているだろう」と自分に問いかける時間も。そんな小さなすき間が、心に余白をつくってくれたりもします。毎日、たくさんの情報の中で暮らしています。スマートフォンを開けば、次々と流れてくるニュースやSNS。知らず知らずのうちに、頭の中は誰かの言葉や「やるべきこと」でいっぱい。すると、自分の気持ちは後回しになることも。「疲れているけれど、もう少し頑張ろう。」「本当は休みたいけれど、あと少しだけ。」そんなふうに、小さなサインを見過ごしたりして。


自分の声が聞こえなくなるのは、声が消えてしまったからではなく。その声が入ってくる余白がなくなってしまったからなのかも。だからこそ、余白は「贅沢な時間」ではなく、「自分とつながるために必要な時間」かな。と。


わたしは香りを使うときも、何かを変えるよりもただ、香りをひと吹きして深く息を吸う。その数秒だけを。頭の中の忙しさを少し静かにして、「今の自分」に戻ってこられるように、整える。


その感覚こそが、SHINCOQが大切にしている「整える」ということかなと、最近は感じています。整えるとは、完璧になることでもなく。元気になることでもなく。自分の呼吸を思い出し、自分の感覚を取り戻すこと。そのためには、ほんの少しの余白が必要。だから、何か新しいことを始める前に。大きな目標を立てる前に。まずは、自分の心に小さな余白をつくってみることにしました。

自分の声は、いつもそこにある。ただ少し静かな場所で、耳を澄ませてくれるのを待っているだけ。


SHINCOQ

暮らしに、深呼吸を