2026/07/01 10:41

旅行に行くと、つい予定を詰め込んでしまいます。「あそこも行きたい」「これも食べたい」と動き回ったのに、振り返ると印象に残っているのは写真ばかり。そんな経験はありませんか。


最近もしかしたら、夏も同じなのかも。と思うじぶんがいます。夏祭り、花火、旅行、海や山。楽しみな予定が増える一方で、暑さに体力を奪われ、「もっと元気だったら楽しめるのに」と感じることがあります。ずっと、夏を楽しむには体力が必要だと思っていました。でも最近は、少し考えが変わりました。


夏を楽しめる人は、体力よりも「余白」を持っているのではないか。


そんなふうに思うように。予定を少し減らしてみる。急がずに歩いてみる。夕方、風が吹いた瞬間に立ち止まってみる。そんな小さな余白があるだけで、「今日は風が気持ちいいな」「氷の音が涼しそうだな」と、季節を味わう時間が生まれます。家族や友人と「今日は暑かったね」と笑い合う何気ない会話も、あとから振り返ると夏の思い出になっていたりします。思い出は、予定の数ではなく、余白の中で育つのかな。と。


香りも同じ。


慌ただしい朝には気づかない香りも、少しゆっくり深呼吸すると、「今日も始めよう」と背中を押してくれることがあります。余白があるからこそ、風や香り、人との会話を受け取ることができる。だから6月に書いてきた「余白をつくること」や「呼吸しやすい環境を整えること」は、振り返ればすべて夏を楽しむ準備だったのかも。


今年は、予定を増やす夏ではなく、季節を味わう夏を迎えてみませんか。


SHINCOQ

暮らしに、深呼吸を


すこやかな日々をお過ごしください。