2026/07/25 19:45

特別な場所へ出かけなくても、夏は暮らしの中にある。私は、夕方よりも朝の夏が好き。東向きの窓から朝日が差し込み、その光で一日が始まるのが、じぶんには心地よいから。まだ空気が少しだけ涼しく、風もやさしい。そんな時間に季節を感じることが、私にとって夏を味わうひとときになっている。


そう考えてみると、毎年自然と続けている小さな習慣がある。

・窓の外を眺めて、深呼吸をする。
・植物に水をあげる。
・窓を開けて、風を部屋に迎え入れる。
・お気に入りの香りをまとって出かける。
・日陰や水辺を選びながら歩く。

どれも特別なことではなく。「夏を楽しもう」と頑張るのでもなく、「今日の夏を味わおう」と思うだけ。今週のブログでも書いてきましたが、豊かさは何かを増やすことではなく、目の前にある季節に気づくことから始まる。


松浦弥太郎さんは『価値あるもの』の中で、

「今日、何かを買うか。その小さな選択の積み重ねが、やがて『自分らしさ』というかけがえのないセンスを育て、人生をすこしずつ美しくしていく。」

と書かれています。私は、この言葉を「暮らしの選び方」にも重ねている。


毎朝、窓を開けること。

風を感じること。

香りをまとうこと。


そんな小さな選択を積み重ねることで、自分らしい季節の味わい方が少しずつ育っていくのでは。全部できなくてもいい。今日、一つだけでも夏を感じられたなら、それだけで今日という日は少し豊かになる。そんな小さな積み重ねが、感性を育て、暮らしを少しずつ美しくしてくれるのかな、と。


SHINCOQ

暮らしに、深呼吸を