2026/07/26 19:45

今週は、「夏は、感じようとすると、もっと豊かになる。」というテーマで、一週間を書いてきました。風、光、香り、景色、そして人との会話。どれも特別なものではなく。いつもの暮らしの中に、ずっとそこにあったものばかり。今週の私は、里山を眺めたり、木陰でひと休みしたりする時間がありました。
特に、強い日差しの中を歩いたあとに入る木陰は格別です。そよ風が吹き抜けるたび、「気持ちいいな」と自然に肩の力が抜けていく。ほんの数分のことですが、その時間が一日の景色を変えてくれました。そんな小さな出来事を振り返りながら、改めて思ったこと。夏を楽しむ暮らしとは、たくさんの思い出をつくることではなく、毎日の中にある季節を受け取ることなのかも。遠くへ旅をしなくても。特別なイベントがなくても。朝の風に涼しさを感じたり、窓から差し込む光の美しさに気づいたり、お気に入りの香りをまとって深呼吸をしたり。そんな何気ない時間が、暮らしを少しずつ豊かにしてくれます。そして、その豊かさに気づく力は、生まれ持った感性でもなく。
忙しい毎日の中でも少し立ち止まり、自分のための余白をつくることで、少しずつ育っていくものなのだと。7月は、「夏を迎える準備」から始まり、「夏を楽しむ暮らし」へと歩んできました。振り返ってみると、準備をしていたのは夏ではなく、自分自身の感性だったのかも。夏は、特別な予定がある日だけでもなく。
朝の風にほっとした日も。
夕暮れの空をきれいだと思えた日も。
好きな香りに包まれて深呼吸できた日も。
どれも、かけがえのない夏の一日です。
季節を味わう感性は、一日で育つものではありません。暮らしの中の小さな心地よさに気づき続けることで、少しずつ育っていくものなのだと思います。だから私は、これからも季節を急いで通り過ぎるのではなく、感じながら歩いていきたいと思います。
くれぐれもご自愛ください。あなたの暮らしのヒントになってもらえたら嬉しいです。
SHINCOQ
暮らしに、深呼吸を
