2026/08/12 19:45

私はつい、「○時だから、これをする」と、時計を基準に一日を過ごしてしまう。たとえば、「10時になったから仕事を始める。」「8時になったからご飯を食べる。」「23時だから、そろそろ寝なくてはいけない。」など。もちろん、時間を決めて暮らすことも体にはやさしいこと。でも、夏の暮らしをしていると、ふと思う。


本当は、時計だけを見なくてもいいのかもしれない。たとえば「少し涼しくなったから、歩こう」「眠くなったから、少し休もう」「風が気持ちいいから、窓を開けよう」そんなふうに、身体の感覚を頼りに動いてみる。昔の人は、今ほど時計を気にせず、日の出や日の入り、暑さや風、季節の変化を感じながら暮らしていたから。


朝になったら動き、暑い昼間は少し休み、涼しくなったらまた動く。自然のリズムに自分の暮らしを合わせることは、きっと、身体が「今、こうしたい」と感じていることに耳を澄ますことでもある。と思うので。そうすると今まで見過ごしていた小さな変化にも気づけるようになるかも。


今日は少し疲れている。
風が昨日より涼しい。
夕方になると、少し元気が戻ってきた。

そんな小さな声をちゃんとキャッチできると、季節を感じながら暮らすことが、少し楽しくなるかも。


自分のリズムで暮らすとは、時計を捨てることではなく。時計だけで、自分を決めないこと。時間ではなく、自分の感覚にも耳を澄ませてみる。もしかすると、豊かさは、何かをたくさん持つことではなく、小さな変化を感じ取れる力から始まるのかも。


今日、時計を見る前に一度だけ、自分に聞いてみようかな。「今、私はどうしたい?」と。誰かの日々がすこやかでありますように。


SHINCOQ

暮らしに、深呼吸を