2026/08/20 19:45

今まで、ちょっと恥ずかしくて言えないことがありました。それは、「ぼーっとすること」が、私の特技だということ。畳の上にごろんと寝転んで、ぼーっと天井を眺める。何もしていないように見えて、頭の中では、あれやこれやと妄想している。それが、私の子どもの頃の夏休みの過ごし方でした。どうやら、その習慣が身についてしまったようで、今でも、よくぼーっとしています。
電車に乗っているとき。待ち合わせをしているとき。ひとりでお茶を飲んでいるとき。スーッと、妄想の世界に入り込んでいく。人から見たら、「何を考えているんだろう?」「ぼーっとしているな」と思われているかもしれません。でも、頭の中では、いろいろなことを考えたり、これからのことをシミュレーションしたり、時には、何の役にも立たないことを想像したり。そんな時間が、私はけっこう好きなのです。
そして今日も、スマートフォンには手を伸ばさず、冷たいお茶を一杯。窓辺に座る。外では蝉が鳴いている。飛行機雲が一本、青い空をスーッと横切っていく。氷がひとつ、小さな音を立てて溶けた。それを、ただ眺めている。何かを「する」のではなく、時間そのものを味わう。お茶が冷たいまま飲み終わらなくてもいい。ぬるくなってしまってもいい。ただ、お茶がぬるくなるまで。そんなふうに過ごす時間が、自分の中にある余白なのかも。
今日は、スマートフォンを置いて、冷たいお茶を一杯。お茶がぬるくなるまで、ぼーっとしてみませんか?誰かの日々がすこやかでありますように。
SHINCOQ
暮らしに、深呼吸を
