2026/10/15 17:45

忙しい日々の中では、自分がどう感じているのかを後回しにしがちな、わたし。やるべきことを考え、目の前のことをひとつずつ片づけているうちに、自分の気持ちに目を向ける時間は、いつの間にか少なくなっている気がします。ほんの少し立ち止まって、疲れているのか、心が弾んでいるのか、静かに確かめてみる。すると、思っていたより疲れていることに気づいたり、何気ない出来事が嬉しかったことを思い出したり。自分の感覚に目を向けてみると、普段は気づかずに過ごしている気持ちが、少しずつ見えてくることもあります。そうだ、自分の感覚は、いつも同じとは限らない。そのことに気づきます。昨日心地よかったものが、今日はそう感じられないこともあるから。
仕事や家事、誰かとの約束。日々の暮らしには、自分以外のことに気を配る時間がたくさんあります。やるべきことがあるときは、少しくらい疲れていても頑張ろうとする。気持ちが追いついていなくても、いつものように振る舞おうとする。そんなふうに過ごすこともある。けれど、自分がどう感じているのかを確かめることは、何かを投げ出したり、立ち止まったままでいたりすることとは違う。今、少し疲れている。今日は、誰かと話す時間が嬉しかった。いつもより、静かな場所で過ごしたい。そうした気持ちに気づくだけでも、今の自分に必要なものが、少し見えてくるかも。すぐに何かを変えなくてもいいし、答えを出さなくてもいい。自分の気持ちを知ることと、その気持ちにすぐ応えようとすることは、別のことだから。まずは、今の自分がどう感じているのかを、確かめてみる。その時間を、忙しい毎日の中にほんの少しつくってみたいと思います。自分の感覚に、気づく時間を。
自分を大切にするというと、何か特別なことをしたり、自分のための時間をたくさんつくったりすることを思い浮かべがち。でも、ほんの数分、立ち止まって自分の気持ちを確かめることも、そのひとつなのだと。疲れていたら、少し休む。嬉しいと感じたら、その気持ちを味わってみる。何もしたくないときは、無理に理由を探さない。
今の自分を知ることから、暮らしの中の小さな選択が始まっていくのかも。今の自分は、何を心地いいと感じているだろう?そんなふうに、自分に問いかける時間をつくってみるのはいかがでしょうか。誰かの日々がすこやかでありますように。
SHINCOQ
暮らしに、深呼吸を
