2026/10/30 17:45


予定をひとつ減らす。早めにお風呂に入る。夜はスマートフォンから少し離れてみる。今週のわたしの過ごし方です。10月は思いのほか慌ただしい日々が続き、気づけば、目の前のことをこなすのに精いっぱいになっていました。少し前のわたしはやることがあると、つい時間を埋めてしまう。少し余裕ができても、何かできることはないかと考えてしまう。そんな日々が続くと、何もしていない時間にさえ、どこか落ち着かなさを感じることがありました。でも、いつも何かをしていなくてもいいはず。何かを進めるためだけではなく、自分を休ませるために時間を使ってみる。今週は、そんな過ごし方を意識しています。何もしない時間をつくるといっても、特別なことをするわけではないのですが。たとえば、予定をひとつ減らして、少しゆっくり過ごす。とか、いつもより早めにお風呂に入って、体を温める。とか、夜はスマートフォンを置いて、静かな時間を過ごしてみる。とか、それだけのことです。けれど、忙しいときほど、こうした時間を後回しにしない方が良いのかなと、気づきました。




今日やることを終えてから。もう少し余裕ができてから。ひと段落ついてから。そう考えているうちに、一日が終わってしまうこともあるから。だからこそ、何かを終えたご褒美として休むのではなく、あらかじめ休む時間を暮らしの中に置いてみる。何かを達成する必要も、時間を有効に使おうとする必要もない。ただ、お風呂にゆっくり浸かる。温かい飲み物を飲みながら、ぼんやりする。好きな香りを感じながら、深く息を吐いてみる。そんな時間があるだけで、いつも何かに向かっていた気持ちが、少しずつ静かになっていくこともあります。心にも栄養補給は必要ですから。



もちろん、何もしない時間をつくることさえ、無理をして頑張る必要はなく。予定を減らせない日もあるし、ゆっくり過せない日もある。それでも、ほんの少し手を止める余地があればいい。時間を何かで満たすことだけが、豊かな暮らしではないのだと気づきました。いまも何かを達成するためではない、自分を休ませる時間のつくり方を模索しています。忙しい日々の中では、何かをすることに目が向きがち。けれど、何もしない時間があるからこそ、心地よいと感じることや、本当に大切にしたいことに気づけるのかも。




予定をひとつ減らしてみる。少し早く一日を終えてみる。何も考えず、ぼんやりする時間をつくってみる。それだけでも、十分なのだと。暮らしのすべてを、何かで満たさなくてもいい。何もしない時間も、暮らしの一部。そんな余白を大切にしながら、日々を過ごしていけたらと、思っています。誰かの日々がすこやかでありますように。



SHINCOQ

暮らしに、深呼吸を